ダメージヘアを防ぐ王道

ダメージヘアを防ぐ王道

 今から約15年前、2000年頃のことでした。気づいたら、周りの女性が、みんな茶髪。出身大学は真面目な所だったから、そんなことはないだろうと、用事のついでに寄ってみると、大学前の道路を歩く学生も、約7割が茶髪。気のせいか、男子まで茶髪になっていました。かろうじて、就職活動の年齢の学生が、黒髪に戻しているような。

 私自身、自分の黒髪が気に入っていたので、茶髪にするのは大変気がすすまなかったのですが、あまりに周りが茶髪だらけなので、仕方なし的に茶髪に髪を染めるようになりました。子供が幼稚園に通っていて、送り迎えのママ達にも会うため、自分だけ浮いた、時代遅れの髪色にするわけにいかなかったのです。

 最初は、行きつけの美容院で、髪を茶髪に染めていました。30歳になり、髪のハリもコシもイマイチになったのに、染めて髪が傷むなんて嫌だな、と思いつつ。3か月放置すると、茶髪に染めた髪の根元に、黒い地毛が生えてくるようになりました。天井から見ると、頭頂部だけ真っ黒です。この当時「プリン」と呼ばれた現象です。

 プリンみっともない、嫌だなと、黒く生えてきた地毛を、染めるようになりました。何度も染め返しているうち、美容院代もかさみ、次第に行きつけの所ではなく、激安美容院に足を運ぶようになり、その支払いももったいないと思うようになると、自分でヘアカラーを購入しては、自己流で染めて、を繰り返すようになりました。

 このような自己流カラーリングを数年間繰り返してきて。パーマもあてていないのに、髪にツヤがなくなり、切れ毛も増え、以前の黒髪のような美しさは、なくなっていきました。好きで染めていたわけではないので、もう嫌だ、と思うようになりました。周りにはまだ茶髪のママ達がたくさんいましたが、半年くらい染めないで放置し、強引に黒髪に戻しました。

 あれから15年、今の若い女性に、黒髪を大切にする方が増え、周りに流されることなく、自分に似合う髪の色、ヘアスタイルでいる方が多くなってきたように思います。私も年齢を考えつつ、黒髪を生かした、パーマや染めを極力減らしたヘアスタイルを継続しています。髪を傷めてまで、周りの流行に合わせる必要がなくなって、暮らしやすい世の中になってきたと感じます。髪は、染めたりパーマかけたり、ドライヤーで熱したり、縮毛矯正をかけたりすれば、何をしても傷んでしまいます。自分の髪を大切に、不要な負担をかけないことが、ダメージヘアを防ぐ王道なのではないかと、15年前のプリンヘアに悩んでいた自分に、教えてあげたいと思っています。

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